はじめはネズミだった。
家のなかにいた白いネズミ。
姉に捕まえてと言ったが逃げられてしまった。
仕方なく自分で捕まえた。
それは可愛かった。
そしておとなしかった。
私はそれを気に入った。
寝転がって撫でた。
しかし長くは続かなかった。
徐々に激しく動きだすネズミ。
それはついに手の中から出ていった。
ふと顔を上げると天井から下がっている籠にそれはいた。
黒い猿になっていた。
それは黒い猿と交わっていた。
足元には子供がいた。
黒い小さな猿。
それらは人間が嫌いだった。
父猿が後ろの階段から降りてくる。
それも人が嫌いなようだった。
恐くなって逃げた。
その空間に閉じ込めておけば一先ず大丈夫だろうと。
犬達と合流し息をつく。
だが、やつらは天井裏を伝いこっちまでやってきてしまった。
武器になりそうなものを探した。
ハサミを手にする。
しかし無理に相手にする必要はない。
私は元いた方へ向かう。
こっちにもいる。
やるしかない。
それは動きは素早くないようだった。
まず指を切ろうとハサミを握る。
切れないようだ。
指を諦めて首を狙う。
少し力をこめたらゴロンと落ちた。
一匹仕留めた。
いつの間にか家の中は混乱していた。
右往左往して逃げ惑う。
窓から外にでた。
敷地外へ向かおうとする。
塀の外には人の行列があった。
外は諦めて玄関に行った。
玄関には外からの行列が順に入ってきているようだ。
それらは私たちを嫌っているようだった。
少女が目の前に立つ。
私は右手に力をいれてハサミを握っているか確認した。
少女は嫌いというよりはその逆のようだった。
しかし周りにあらがうすべをしらない彼女。
私に殺されるのを待っているみたいだ。
右手を少女の胸まで上げる。
肋骨にあたらないよう隙間からゆっくりとハサミを刺していく。
開いたままのそれは、薄い少女の身体に容易く入っていく。
ハサミを閉じた。
嬉しそうにする少女の口には血が溜まっていた。
私は幾分か背の低い少女に合わせ屈んで、それを舐めた。
生臭さと鉄の味が口に広がる。
気持ち悪さを感じながらもまた舐める、舐める。
少女の名前を知りたくなって、名札をもらった。
私は武器を探していた。
まだ猿は残っている。
退治しなくては。
父のゴルフクラブを見つけた。
手にとって猿へとむかう。
クラブを振りかぶる。
猿に当たる。
しかしダメージは無さそうだった。
グリップが軟らかくて力が入らないのだ。
猿は裁断用のハサミを持っていた。
鋭く大きいハサミ。
再び窓から逃げた。
家よりも低い位置にあるトタン屋根に飛び移る。
ホッと息をつくのも束の間にライオンが敷地に侵入してきた。
こちらに気付いている。
しかしやつらは上ってこれないみたいだ。
私はゴルフクラブの長さを利用して攻撃出来ないかと試みる。
ぐにゃぐにゃになってしまったクラブでは挑発にしかならなかった。
やつらの一匹が屋根に上ってきてしまった。
勝てないと即刻判断してまた家の中に入った。
ライオンより猿だ。
再び武器を探す。
工具入れを発見する。
そこで整備士が使うような腕の長さくらいあるゴツイ工具を見つける。
持ち上げてみると重くて上手く扱えそうになかった。
面倒臭くなったからやめる。
三連休でエネルギー漲ってるってことだと思う。
みなぎるって漲るって書くんだね知らなかったアデュー
家のなかにいた白いネズミ。
姉に捕まえてと言ったが逃げられてしまった。
仕方なく自分で捕まえた。
それは可愛かった。
そしておとなしかった。
私はそれを気に入った。
寝転がって撫でた。
しかし長くは続かなかった。
徐々に激しく動きだすネズミ。
それはついに手の中から出ていった。
ふと顔を上げると天井から下がっている籠にそれはいた。
黒い猿になっていた。
それは黒い猿と交わっていた。
足元には子供がいた。
黒い小さな猿。
それらは人間が嫌いだった。
父猿が後ろの階段から降りてくる。
それも人が嫌いなようだった。
恐くなって逃げた。
その空間に閉じ込めておけば一先ず大丈夫だろうと。
犬達と合流し息をつく。
だが、やつらは天井裏を伝いこっちまでやってきてしまった。
武器になりそうなものを探した。
ハサミを手にする。
しかし無理に相手にする必要はない。
私は元いた方へ向かう。
こっちにもいる。
やるしかない。
それは動きは素早くないようだった。
まず指を切ろうとハサミを握る。
切れないようだ。
指を諦めて首を狙う。
少し力をこめたらゴロンと落ちた。
一匹仕留めた。
いつの間にか家の中は混乱していた。
右往左往して逃げ惑う。
窓から外にでた。
敷地外へ向かおうとする。
塀の外には人の行列があった。
外は諦めて玄関に行った。
玄関には外からの行列が順に入ってきているようだ。
それらは私たちを嫌っているようだった。
少女が目の前に立つ。
私は右手に力をいれてハサミを握っているか確認した。
少女は嫌いというよりはその逆のようだった。
しかし周りにあらがうすべをしらない彼女。
私に殺されるのを待っているみたいだ。
右手を少女の胸まで上げる。
肋骨にあたらないよう隙間からゆっくりとハサミを刺していく。
開いたままのそれは、薄い少女の身体に容易く入っていく。
ハサミを閉じた。
嬉しそうにする少女の口には血が溜まっていた。
私は幾分か背の低い少女に合わせ屈んで、それを舐めた。
生臭さと鉄の味が口に広がる。
気持ち悪さを感じながらもまた舐める、舐める。
少女の名前を知りたくなって、名札をもらった。
私は武器を探していた。
まだ猿は残っている。
退治しなくては。
父のゴルフクラブを見つけた。
手にとって猿へとむかう。
クラブを振りかぶる。
猿に当たる。
しかしダメージは無さそうだった。
グリップが軟らかくて力が入らないのだ。
猿は裁断用のハサミを持っていた。
鋭く大きいハサミ。
再び窓から逃げた。
家よりも低い位置にあるトタン屋根に飛び移る。
ホッと息をつくのも束の間にライオンが敷地に侵入してきた。
こちらに気付いている。
しかしやつらは上ってこれないみたいだ。
私はゴルフクラブの長さを利用して攻撃出来ないかと試みる。
ぐにゃぐにゃになってしまったクラブでは挑発にしかならなかった。
やつらの一匹が屋根に上ってきてしまった。
勝てないと即刻判断してまた家の中に入った。
ライオンより猿だ。
再び武器を探す。
工具入れを発見する。
そこで整備士が使うような腕の長さくらいあるゴツイ工具を見つける。
持ち上げてみると重くて上手く扱えそうになかった。
面倒臭くなったからやめる。
三連休でエネルギー漲ってるってことだと思う。
みなぎるって漲るって書くんだね知らなかったアデュー
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